ファクタリング業を営むL・F社からの債権譲渡通知書

 スカウト詐欺(脱毛エステ詐欺)の一環として、2014年頃、廃業・倒産した株式会社和合、憩ガーデンなどと化粧品セット割賦販売契約を結んだ方々に、ファクタリング業を営むL・F社から、債権譲渡を受けたという通知が送られてきています。それに加えて、督促状も送られてきた方もいます。
 和合も憩ガーデンも、スカウト詐欺弁護団が取り扱う「イー・グレース、アセプト裁判事件」に出てきた、株式会社エムズ、エヌアイ・インターナショナル、ジェントルマン、ストーンヒルズなどの販売店の役員や従業員らが関わって運営していたもので、「関連会社」「グループ会社」などと呼ばれる会社です。
 その上、彼らが使っていた契約書も、イー・グレース、アセプト事件で使われた契約書とそっくりです。
 ファクタリング業を営むL・F社の担当者によれば、今回の通知は、これから顧客に支払いを求めていくために先立って送ったもので、まずは交渉で一括、あるいは分割払いを求めていく、交渉がうまくいかないときは法的手段を取る、とのことでした。
 イー・グレース、アセプトの裁判は今も東京地方裁判所で続いていますが、弁護団から見た限りでは、決して被害者らが一方的に負けてしまうような流れではないと思います。もちろん、裁判の最後まで、結果の断定などできませんが、弁護団では、今回のイー・グレースやアセプトからの請求に対しては、事実の面でも、法律上の構成の面でも、相手にはたくさん弱点があると考えています。
 ファクタリング業を営むL・F社からの請求も、内容は全く同じです。そのため、もしファクタリング業を営むL・F社からの請求があっても、慌ててすぐ支払うのではなく、一度よく弁護士に相談するなど、専門家の意見を聞いてから落ち着いて考えた方がよいと思います。
 仮にもしファクタリング業を営むL・F社に訴えられて裁判になったとしても、イー・グレース、アセプト事件同様、クレジットの問題に強い弁護士に依頼して、裁判所に正しい判断をしてもらう道はあるのです。
今、もし通知が来て、どうしたらよいか分からなくなっている方が身近にいるようなら、ぜひこのことを教えて、安心してもらってください。

2016年4月21日

メディアイノベーション合同会社について

 ネット情報をみてオーディションに出かけた若者に対し、その場ですぐ「イベントチケット引き受けを伴うタレント養成サービス契約」をさせていた、メディアイノベーション合同会社は、ネット上での新規募集を止めたようです。
 同社は、タレント志望者に対して、販売目的のチケットを毎月高額で引き取らせ、タレント志望者が支払いに困って、もうやめたいと申し出ても、途中解約を認めませんでした。
 そして、その後のチケット代相当額を支払わないときは、全額について少額訴訟を起こしてきていました。
 同社は募集を止めたようですが、これまで同社と関わったことがある人たちに対し、「まだタレント希望なら、うちが代わって養成する。」「メディアイノベーションから名簿を引き継いでいる。」などといって、別の会社を名乗る電話がかかってきているようです。
 くれぐれも次の被害に遭わないよう、その場の感情に流されて簡単に契約してしまうようなことのないよう注意してください。

2016年2月20日